訪問鍼灸マッサージ

脳梗塞リハビリの最後の砦としての鍼灸治療

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脳梗塞の後遺症のリハビリ中の方や、治療後のリハビリを打ち切られた方も諦めずに、一度当院の鍼灸治療を試みてください。

東洋の伝統医学である鍼灸は、リハビリで回復に至らなかった脳梗塞で麻痺した心身(身体・脳機能)を覚醒させる可能性があるとされています。

脳梗塞は発症しますと高い確率でリハビリ治療が必要となる病気です。

治療後に身体回復のためのリハビリが必要となる状況は大きく分けて4つあります。

1つは脳梗塞に代表される脳の病気、心筋梗塞などの心臓の病気、精神的要因が大きい、アルツハイマー病を代表とする認知機能の低下もリハビリが効果的とされています。

そして最後4つ目が怪我による機能不全です。

治療後にリハビリが必要な主な病気と怪我
脳の病気 脳梗塞・脳卒中・脳性麻痺
心臓の病気 心筋梗塞・心不全
精神的な病気 アルツハイマー病を代表とする認知症・失語症・うつ病
怪我 靭帯・頚椎の損傷骨折・アキレス腱断裂

上記のいずれの病気や怪我においても、鍼灸が機能不全の部位を覚醒させる可能性があるとされています。

特に脳梗塞に関しては専門セラピストとしての鍼灸の役割は増しています。

脳梗塞リハビリに鍼灸

脳梗塞と聞きますと一般的なイメージとしては、突然発症して倒れた状況のことを思い浮かべる方が多いと思いますが、脳梗塞には予兆という状態の一過性脳虚血発作(TIA)が最初に起こります。

脳梗塞は、血栓ができることによって血管が詰まってしまい、脳に十分な酸素が行き渡らなくなるため起こり、やがて細胞が酸素不足で壊死していく病気です。

その「やがて」が一気に襲い掛かってきますので突然に発症する病気というイメージが強いわけですが、その前段階の予兆が必ず症状としてあらわれます。

つまり血管が詰まり始めた初期状態で、一時的に酸素が不足して身体に変調を感じます。

その症状(予兆)を一過性脳虚血発作(TIA)といいます。

ITAがあらわれた人の5%~20%(5人に1人)が脳梗塞を発症するといわれています。

ですが、この一過性脳虚血発作(TIA)が起きた際の身体に変調を感じる時間が短いため、通常は「あれ、今日は少し調子が悪いな」程度に思う程度のおよそ20分程度、長くても30分程度で治まってしまいます。

この時点で病院に行って脳の検査などをすれば、脳細胞が酸素不足で破壊される以前の「軽い脳梗塞」として後遺症が残る可能性も低くなります。

そして忙しい現代社会ですので、脳梗塞の予兆(前兆)という一過性脳虚血発作(TIA)を見過ごしたまま脳梗塞が発症します。

その確率は

一過性脳虚血発作がおこり脳梗塞が発症する人が5人に1人という統計があります。

その5人のうち半数の5割の人はは48時間以内に脳梗塞が発症します(倒れます)

その他3割の人も3ヶ月以内に脳梗塞を発症しています。

ですので脳梗塞には予兆・前兆に注意する必要があるのです。

予兆(一過性脳虚血発作)の症状

  • 構音障害:失語症や急にろれつが回らなくなる等
  • 前兆麻痺:原因が分からず突如として顔半分が歪むような感覚になる
  • 平衡感覚:急に両肩があがらなくなったり十分な機能を確保できない
  • 視覚障害:急に片目だけの資力が低下する・視界が極端に悪くなる

上記の症状は、脳梗塞の予兆(前兆)として1次的に脳血管が詰まった(或いは詰まり始めた)ために十分な血液や酸素が脳に届かないために起こりますが、完全に欠陥が詰まっている状態ではありませんので、数十分で血流は回復し上記の症状も治まります。

脳梗塞の疑いを感じたら病院へ

脳梗塞は放置していて改善できる病気ではなく、処置が遅れれば遅れるほど生命の危険性が高まります。

その上、早期処置のチャンスを逃し、治療が遅れれば遅れるほど、脳細胞の壊死が一部でもすすみますと麻痺症状といった後遺症が残る可能性も高くなる厄介な病気なのです。

脳梗塞の代表的な後遺症

  • 代表的な身体の後遺症:右半身の麻痺・半身不随
  • その他の身体の後遺症:両肩の麻痺・四肢または分的麻痺・尿失禁などの運動障害
  • 2次的におこる精神障害:感覚障害や言語障害、記憶障害、失読失書*

失読失書 脳梗塞による後遺症が要因となる不安定な精神状態が失読(文字が読めなくなる)失書(文字を書けなくなる)状態になる。

上記のような後遺症はの回復・改善にはリハビリ治療が有効です。

脳梗塞リハビリの最後の砦

外科手術を伴う脳梗塞ですので、治療後のリハビリテーションも自然と西洋医学に沿った理学療法士や作業療法士のプランで勧められていきます。

右半身の麻痺・半身不随や尿失禁などの運動障害だけでなく、言語障害や感覚障害といった精神面の悩みや問題に関しても医学的根拠に基づいたリハビリが行われます。

脳梗塞リハビリの最後の砦

また脳梗塞は再発のリスクが高い病気ですので、薬物療法と組み合わせたリハビリ治療を行っていくことになります。

しかしリハビリの効果が薄い、または「これ以上リハビリを継続することが困難な状況」になった場合などは、リハビリを打ち切られることもあります。

鍼灸リハビリをお試しください

リハビリに行き詰まりを感じている方や、或いは打ち切られてしまった方も諦めずに鍼灸治療を試みてください。

脳梗塞の後遺症には、鍼灸治療は非常に効果的です。

リハビリの効果は医学の東西を問わず、一日でも早く取り組むことで大きな効果を発揮します。

当院でも、病院施設でのリハビリが打ち切られてから、最後の砦のように一縷の望みをかけて鍼灸治療を開始される患者様が多くおられます。

今は、西洋医学で治療する脳梗塞や、それに基づいた後遺症に対するリハビリ治療に対して、東洋の伝統医学の鍼灸の役割も大きくなっています。

どちらかを選ぶのではなく、併合してリハビリに取り組むことを勧めいたします。

患者様の治療に関わる医師、理学療法士や作業療法士さん、またケアマネジャーさんとも密な連絡をとり、お互いが有効なリハビリを提案する機会も増えます。

それは早ければ早い方が改善の見込みは高まるのです。

リハビリが打ち切られたケースでの鍼灸治療

脳梗塞のリハビリが打ち切られますと、機能回復の望みを絶たれたと諦めてしまう方もおりますが、そのような方は是非ご相談ください。

まずは、鍼灸治療によるリハビリ(健康保険適用の場合は1回あたりの施術費用が約500円程度です)を受けて、デイサービスを活用して下さい。

デイサービスで作業療法士や理学療法士さんの指導を受けてのリハビリが効果的です。

また脳梗塞のリハビリを精神的な原因から、間をあけてしまう患者様もいます。

当然ながらそれまでの回復した筋力や機能は元に戻ってしまうのですが、それでも諦めないでください。

鍼灸には部位の麻痺を、完全回復させられないとしても「覚醒」させる可能性があります。

刺激や反射による呼び覚ましです。

使わない筋肉は委縮する一方となりますので、そのような方向にすすまないように訪問治療による鍼灸リハビリをお勧めします。

脳梗塞リハビリの訪問鍼灸の効果

脳梗塞リハビリの訪問鍼灸の効果

脳梗塞に限らず、脳出血などの後遺症のリハビリは継続していくことが重要なのですが、そこには患者様の意欲やヤル気が占める要素が大きくなります。

人は弱いものですから、辛いリハビリを日課のように取り組むことは本当に「なった者にしかわからない辛さ」が続きます。

そんな心が折れそうな精神状態の毎日は、副次的な感覚障害も引き起こし、精神的にも塞ぎこんでしまいがちです。

そのような状況のリハビリには、通院いらずの「訪問鍼灸によるリハビリ」が最善です。

鍼灸による施術、リハビリ治療はもちろんのこと、塞ぎこんだ気持ちを手助けする精神的なケアも行えます。

患者様に親身寄り添い、脳梗塞のリハビリに重要な要素である患者様の意欲減退を予防することも可能です。

当院の訪問鍼灸の治療方針

鍼灸の施術(治療)は様々な流派があり、鍼灸師によって施術方法も異なります。

当鍼灸院では東洋の伝統医学に基づき、どこまでも患者様本位の施術に努めております。

麻痺の部位に直接鍼治療するだけではなく、脳に繋がる部位を刺激覚醒することで、機能改善に向けたリハビリ治療を計画していきます。

また、灸治療も効果的です。

脳梗塞の後遺症は、部位を中心にした体温の低下、指先の冷たさなどがみられますが、それらは生命力が低下しているあらわれでもあります。

脳梗塞リハビリを継続中の方や、なかなか効果があらわれない状況の打開に、そしてリハビリを打ち切られた患者様も最後の砦と思い諦めずにお申込みください。

当院が、残された可能性の最善をご提供いたします。

平成30年6月1日の厚生省公布の改正医療広告、あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律(昭和 22 年法律第 217 号)等ガイドラインに基づき執筆。

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